自転車競技の種類によって使用する自転車やルールが異なり、テクニックを競う競技もあります。

自転車競技の種類

自転車競技と言うと、日本ではほとんどの方が競輪を思い浮かべるはずです。

 

さらに言えば、競輪以外の自転車競技を知らないという方も少なくありません。
しかし、当然のことながら自転車競技は競輪だけではありませんし、いくつかの競技はヨーロッパを中心に大変な人気を誇っています。

 

ここでは日本人のために、自転車競技にどのような種類のものがあるのかを紹介しますので、是非参考にしてみてください。

 

自転車競技の歴史

世界地図自転車競技の歴史はほとんど自転車の歴史と重なります。

 

自転車が発明されたのは18世紀末頃と言われていますが、自転車競技もこれとほぼ同時期に始まっています。

 

1890年には現在行われているものと同様の形態のレースが確立され、その後は舗装路の普及や自転車製造技術の進歩に伴って互いのスピードを競う競技へと変貌していきました。
そして、1896年に開催されたアテネオリンピックで自転車競技が正式種目として採用され、女子競技は1984年のロサンゼルスオリンピックから正式採用となりました。

 

既に他のページでも述べましたが、2000年のシドニーオリンピックからは「ケイリン」が正式種目として採用されています。
以下では、具体的にどのような競技があるのかをいくつかの種目を例に挙げながら紹介していきたいと思います。

 

 

ロードレース

ロードレースイメージ自転車競技のロードレースは、開催されるレースの数の非常に多い花形の競技です。
ロードレースでは、ロードバイクと呼ばれる自転車を使ってレースが行われます。

 

ワンデーレース

これは読んで字のごとく、1日だけで競技が完結するロードレースです。
簡単に言えば一発勝負のレースで、非常に緊張感のある競技です。
コースは基本的に平坦基調となっており、所々に僅かな登りが組み込まれます。

 

 

ステージレース

これは、いくつものレースを数日かけて走り、その総合タイムで順位を決めるという競技です。
レースに使われるコースは様々で、平坦基調のものもあれば傾斜の厳しい山岳コースなどもあります。

 

世界三大レースの1つに数えられるツール・ド・フランスもこのステージレースの内の一つです。
ちなみにツール・ド・フランスでは、コースが合計で21のステージに分けられています。

 

 

個人タイムトライアル

選手が一人ずつ数分間隔でスタートしゴール地点までの到達タイムを競うのが、この個人タイムトライアルです。
通常、ロードレースでは集団で出走するため、前方の選手の後ろについて空気抵抗を低減しようとしますが、自転車の個人タイムトライアルではこの行為が禁止されています。

 

そのため、他のロードレースとは違って選手の純粋な独走力が試されることになります。

 

 

トラック競技

ロードレース選手のイラスト自転車競技のトラック競技(あるいは単にトラックと呼ぶ)では、室内に作られたバンク(走行路)を周回して最終的な着順や到達タイムを競います。

 

種目によって使用するバイクが変わるのがトラック競技の一つの特徴です。

 

 

タイムトライアル

500mもしくは1kmのバンクを一人ずつ走りゴールまでのタイムを競うのが、このタイムトライアルです。
初めて見る人にも非常に分かりやすい競技で、選手からすれば純粋な速さが求められる競技でもあります。

 

 

スプリント

これは、2名~4名の選手で1kmに満たない距離を走り着順を競うという競技です。
残り100m~200mのスプリントで勝負が決するため、そこまでのポジション取りが非常に重要になります。

 

ケイリン

数名の選手がペースメーカー(誘導車)を先頭に一斉にスタートし、ペースメーカーが離脱した時点から一気にスプリントしてゴールまでの着順を競うのが、このケイリンです。
ペースメーカー存在を除けば、ほとんどスプリントと同じルールだと言っても間違いではありません。

 

 

MTBレース

MTBというのはマウンテンバイクの略で、強力なサスペンション太いタイヤが特徴の自転車(バイク)を指しています。
このMTBを用いて険しい山道がメインになったコースを走るのがMTBレースです。

 

クロスカントリー

これは、多数の選手が一斉にスタートし、自然を使ったオフロードコースを周回して着順を競うという競技です。
コース上には、大きな石や急傾斜の坂、ぬかるんだ泥道、大きな段差といった様々な障害が設けられます。

 

 

ダウンヒル

ダウンヒルイメージ山道の斜面をコースとして使用し、そこを一人ずつ出走してゴールまでのタイムを競うのが、このダウンヒルです。

 

急斜面の山道をあたかも飛ぶように下っていく姿はスリル満点ですが、同時に選手にとっては非常に危険な競技でもあります。