ケイリンは先頭誘導車の離脱後の選手たちの激しいポジション争いが見どころとなります。

ケイリンのルール

ケイリン選手

日本人であれば、誰もが「競輪」という言葉を聞いたことがあり、それがどのような競技であるかもおおよそ想像できるはずです。

 

しかし、競技のルールを知っているかとなるとほとんどの方はご存じありません。
「競輪」でさえそうなのですから、「ケイリン」については言わずもがなということになります。
そこで今回は、東京オリンピックが間近に迫る中で是非知っておきたいケイリンのルールについて紹介していきます。

 

ケイリンはトラック競技の一種

ケイリンは競輪から派生したことから分かる通り、自転車競技の一種です。

 

自転車競技と言っても色々な競技があるわけですが、ケイリンはその中のトラック競技に分類されています。
自転車競技におけるトラック競技とは、バンクと呼ばれる走行路を複数の選手が走り、最終的な着順やタイムを競う競技のことを言います。

 

ケイリンもトラック競技の一種ですから、当然こうしたルールの中で行われるということになります。
以下で、細かいルールについて触れていきます。

 

ケイリンのルール

ケイリンには、競輪とは異なった独自のルールが定められています。
上述した部分以外の細かい部分のルールを以下で紹介していきます。

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5~8名の選手がスタートラインに一列に並んで一斉にスタートします。
ただし、一番インコースからスタートする選手は、最初の周回で先頭誘導車の後を追走しなければならないという決まりがあります。
スタートの合図は号砲によって行われます。

 

周回とゴール

ゴールに至るまでの周回は8周です。
トラック(バンク)は1周が250mですから、走行距離は2000mということになります。
ケイリンでは選手の前を先頭誘導車が先導して走りますが、この誘導車は残り2周半のところで先頭から離脱し、そこからは選手のみの走行となります。
最終的な順位の決定はタイムではなく着順で行われます。

 

先頭誘導車について

先頭誘導車は、主に選手の空気抵抗を軽減する目的で存在しています。
自転車競技に限らずあらゆるレースにおいては、先頭を走る選手に最も大きな空気抵抗がかかります。
そのため、いくつかのレースでは先頭誘導車が先頭を走ることになっており、ケイリンもこれを採用しています。

 

先頭誘導車が存在することで、空気抵抗が低減されてフェアにレースを進めることができます。

 

ケイリンにおいては、先頭誘導車は時速30kmでスタートし、残り4周までに時速50kmまで加速していきます。
そして、既に述べたように残り2周半のところでトラックから離脱します。

 

先頭誘導車が離脱すると選手たちの激しいポジション争いが繰り広げられるため、ここが一つの見どころとなります。

 

金メダルへの道のり

ケイリン競技の金メダル

ケイリンでは、まず出場選手が複数の組に分けられて、各組の上位2名が準決勝に進みます。

 

そして、準決勝では6名×2組で対戦し、各組の上位3名が決勝に駒を進めます。
決勝では準決勝で勝ち残った3名が1組になって金メダルを争います。

 

ちなみに、1回戦の敗者は敗者復活戦を行い、上位2~3名が準決勝に進むことができます。

 

また、準決勝の敗者は4・5・6位決定戦を行います。